森村泰昌(美術家) メッセージ
千島との出会い
大阪の真ん中はやっぱり狭いんです。もっと広々としていて自由なところが、近くにないものかと探していたら、ご縁があってお世話になることに決めました。
初めて北加賀屋を訪れたときの印象
初めて北加賀屋を訪ねたのは確か2012年1月千島財団のメセナ大賞受賞記念のシンポジウムに招かれたおりでした。あの時はえらく辺鄙なところにきたなあと感じたものですが、いまは大阪の都心から近くてとても便利なところという印象の方が強いですね。
千島のサポートは、プロジェクトのクリエイションにどのような影響を与えましたか?
モリムラ@ミュージアムって、美術の実験室なんです。芸術を表現する人、見る人、勉強する人、いろんな人々集まって、いろんなことをやってみる。なかなかそういう場所ってあるようでないんです。この実験室の精神を実践する場としてのM@M、大切に育てていきたいですね。
これからの千島/北加賀屋に期待すること
難しい質問です。この場所での様々な活動が、もっと多くの皆さんに知れ渡って欲しいと思ういっぽう、なんかそういうんじゃなく、隠れ家的な感じで、知る人ぞ知る的なスペシャルゾーンであって欲しいとも思えたり。どっちがいいのか、わかる人教えてください。