日野浩志郎 (音楽家/YPY )メッセージ

助成申請の経緯

大阪では珍しく、クラシックのようなアカデミックな音楽だけではないアンダーグラウンドな活動を行うミュージシャンにも目を向けてくれるという印象があったので助成の申請を行った。

初めて北加賀屋を訪れたときの印象

確か初めて来たのは2008年にCCOで行っていたバクト大阪。
その後コーポ北加賀屋でのイベントや千島財団の他活動を通じて北加賀屋を知っていき、
最初は「CCO」がある場所という程度の認識だったが、今ではアーティストが制作を行うのに良い環境だと感じている。

助成は、プロジェクトのクリエイションにどのような影響を与えましたか?

最初と2回目の助成では、アイディアはあったものの予算の関係で行えなかった規模の公演を実現できた。
直近の助成では音楽制作を以前より高いクオリティで行える環境が整った。それに伴って自宅も近所に移し、制作に集中できる理想的な環境となった。

これからの千島/北加賀屋に期待すること

北加賀屋の制作環境はとても良いと感じているが、ここに拠点を持つアーティストが北加賀屋から何かを発信しているという印象は今も昔も薄いように感じる。
現在千島で公募されている助成はU30向けと一件のみ採択されるスペース助成となっているので、せっかく引っ越してきたが北加賀屋でなにかを発表するのが難しいと感じている。
作品発表等に関する窓口がもう少し広がれば今後北加賀屋で活動していく意味も深まるのではないかと考えている。

Past Grant Project過去の助成事業

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