多田智美(編集者/株式会社MUESUM代表/株式会社どく社共同代表) メッセージ

初めて北加賀屋を訪れたときの印象と今の北加賀屋の印象は変わりましたか?

はじめて北加賀屋に訪れたのは、2004年のNAMURA ART MEETING vol.00だったように思います。当時、IMIの学生で、NAMディレクターの木ノ下智恵子氏に師事していた私は、ボランティアスタッフとして、remoさんが手がけていた来場者調査をお手伝いさせてもらいました。広い会場のあちらこちら(海上でも!)で同時多発的に、さまざまなジャンルの企画が巻き起こる怒涛の36時間イベントで、大人たちの本気に慄きました。以後、北加賀屋には、大人たちが“本気で遊ぶ場”というイメージは変わらずあります。(子どもの頃は、津守にあるホームセンターへ向かうときによく車で通っていました!)

これからの千島/北加賀屋に期待していること

『千島土地株式会社100周年記念誌』の編纂やおおさか創造千島財団の定期刊行物(現在はWEBメディア)『paperC』制作、友人たちと行っているデザインプロジェクト「DESIGEAST」への多大なる協力などなど、千島/北加賀屋には、さまざまな挑戦の機会をいただいてきました。社会の動きを洞察しながら深く思考し、アイデアを飛躍させ、思い切りフルスイングできる環境がとても有り難く、これまでたくさん背中を押してもらっています。さまざまなクリエイターに伴走し、協働できる多彩な事務局メンバーも財団の魅力ですね。これからも大阪における「まだ見ぬ新たな価値の創造」を応援する存在でいていただけると嬉しいです!

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