中西美穂(前・大阪アーツカウンシル統括責任者)メッセージ
千島財団との協働・協力の経緯
2020年5月から6月にかけて、おおさか創造千島財団が調査主体となった「大阪における文化芸術関係者への新型コロナウイルスの影響に関する実態調査」において協働し、また同年1月の「第2回 大阪芸術文化交流シンポジウム大阪から「美術/アート」を拓く」に木坂事務局長に登壇いただきました。 なお2017年度には「芸術文化魅力育成プロジェクト(オオサカ・クリエイティブ・アーキペラゴ)」の成果等のとりまとめをしていただいています。
上記の協働を経て当財団の活動に対して感じたこと
現代美術のアートマネジメントのみならず、文化芸術全般についての国際的な視野を有する専門家集団だと感じました。またその専門性を、大阪を拠点に公共に活かすというミッションを持っている。
初めて北加賀屋を訪れたときの印象、今の北加賀屋の印象は変わりましたか?変わっていませんか?
2004年頃、NAMURA ART MEETINGに参加しませんでしたが、近くまで行ってみました。築港赤レンガ倉庫から港大橋を超えて行ったので、ちょっとした旅気分でした。2020年の現在、展覧会を見たり、街歩きをしたりする、大阪の身近な界隈との印象を持っています。
これからの千島/北加賀屋に期待すること
北加賀屋に行けば、美術館にはない大阪のアートシーンが体験できる。これからも、アーティストの一人ひとりのヒューマンスケールに合った創造活動がこの地域で展開され、それが大阪という都市のクリエイティブクラスターとなればよいと思います。