No.004

コンセプトに合う空間をつくりあげる。kitainotokoro

コンセプトに合う空間をつくりあげる。kitainotokoro

今回取り上げるのは元アーティストの住まいだった戸建て物件。次の入居者の手によってDIYされ、新たな風が吹き始めています。
2022年2月にオープンしたkitainotokoro (キタイノトコロ)は、ユニセックスアパレルブランドの”kitai”のアトリエ・コンセプトショップ。
扉を開けると、柱や梁などの元からある部材と新たに設置した壁とのコントラストが映える空間が目に入ってきます。代表の藤下さんにお聞きすると、改装プランは始めて物件をみたときから浮かんでいたわけではなく、知人の建築士の方や共に作業する仲間との会話の中で目指す空間の妄想を膨らませていったとのこと。手がかかりますが、最初にゴールを決めずに丁寧に空間をつくっていけるのもDIYの魅力です。

一番のこだわりはフィッティングルーム。室の段差等、元々の間取りを活かしながら、カーテンでゆったりと区切られる落ち着きあるスペースに仕上がっています。「服を買うという体験のなかで、一番大切な空間」と藤下さん。ショップからちらりと見えるキッチンや、私物が置いてある棚もこだわりのひとつで、パーソナルな部分をあえて見せることで、訪れた人との距離が縮まるのを期待してとのこと。お人柄が空間の作り方からも感じられます。

現在、お店は不定休につき予約制での来店受付。InstagramのDMからご連絡ください。ブランドのコンセプトに触れると同時に、藤下さんのこだわりが詰まった空間もお楽しみに。

アトリエスペースも広々
この看板を目印に

北加賀屋つくる不動産では、掲載している物件以外にもご要望にあわせてkitainotokoro(キタイノトコロ)のような戸建て物件もご紹介できます。徒歩圏内に某ホームセンターがあり、DIYするにはもってこいの立地。自らのこだわりの詰まった空間を作り上げたい方は、是非一度お問い合わせください!

コンセプトに合う空間をつくりあげる。kitainotokoro

藤下 和也 kitai  代表

2015年「kitai」始動。 デザインの特徴は時代にとらわれないジェンダーレスなディテールとミニマルなシルエット。「ファッションの中心は人であり、その人間性を引き立てるツールとして『服』がある。」を基本のコンセプトに掲げる。 ニュートラルなモノの見方によって自分なりのファッションを楽しんでもらいたいという想いから、ジャンルや枠にとらわれない余白を残したデザインに仕上げている。

改装前の様子
 
 
 
 

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