創造的場づくり助成(2025年度)

大阪の創造環境向上のためには、アーティスト・クリエイターや彼らの活動を支える人を支援し育て、また様々なジャンルで活動するアート関係者同士や関係者以外をつないでいく有形・無形の「場」が必要だという認識に基づき、そうした場づくりに対して活動資金を助成します。

2つのカテゴリで募集をいたします。
【1-A 大阪府内の創造拠点助成・活動支援助成】
【1-B ネットワーキング助成 】

FOLK ord book store「書店及びギャラリー経営」(2019-2021年度)
creative, community spase ∧°┐「やりたいことを快適に実現するための方法」 (2019-2021年度)
TRA-TRAVEL「ポストLCC時代の大阪、ツアー会社型アートハブによる文化動線整備」(2019-2021年度)

○1-A 大阪府内の創造拠点助成・活動支援助成

大阪府内に所在する創造拠点による、大阪のクリエイティブシーンを支え、活性化させる取り組みに対して支援をします。

①対象者

大阪府内に創造活動の「場」となる拠点(以下、「創造拠点」といいます)を構える、またはこれから創造拠点を設けようとする個人または法人(法人格の有無、法人形態は問わない)

創造拠点の例 :アートスペース、ギャラリー、制作スタジオ、劇場、ホール、ライブハウス、書店、シアター、コミュニティスペース、ギャラリーを併設したカフェ、レジデンス 等

②対象となる活動

大阪府内に新たに創造拠点を設けることを目的とした取り組み、または大阪府内の創造拠点による、組織基盤、ネットワーク、認知度を強化するための新規の取り組み

―活動期間内に大阪府外への移転や運営形態の大幅な変更があった場合は、活動途中でも交付を取消す場合があります。
-申請者自身の制作・表現活動や公演・展示は対象外です。
-既存の創造拠点の通常の施設運営、法人運営、及び既存のプログラムに関する企画は対象外です。

例)
・アーティストによる滞在制作やアート関係者との交流を目的とするアートスペースの設立
・既存の創造拠点が、新たに企画を立ち上げ、大阪府内外から出演者を招へいし、広く宣伝・集客を行う
・交流会やシンポジウムを新たに企画・開催し、アーティストやアート関係者の交流促進、ネットワーク形成を促す
・創造拠点の宣伝を強化し、大阪の創造活動を国内外に発信することで大阪に人を呼び込む
・アーティストや創造活動分野における専門職の人材育成プログラムを主催し、広く参加者を募る
・新たな鑑賞者層の発掘や鑑賞機会の拡充を目指した施設設備や機能の充実を図る
・創造活動を持続するために、創造拠点の経済状況向上の仕組み作り、強化を行う
-ジャンルは問いません。

○1-B ネットワーキング助成

アーティスト・クリエイターや芸術文化関係者等の創造環境向上を目的として、ネットワーク形成を主目的としたインターネットによる情報発信・交流を行う優れた取組に対して支援をします。

①対象者

創造環境向上に寄与するような活動を実施している(またはこれから実施しようとしている)団体・個人(法人格の有無、法人形態は問わない。
―活動内容が助成の趣旨に沿っていれば、申請者の居住地や事務所の所在地は不問です。

②対象となる活動

インターネットを活用して、国内で創造活動を行うアーティスト・クリエイターや芸術文化関係者等が、持続的・自立的に活動するための環境、仕組みの整備を目指す取り組み

―インターネットのみで完結する取り組みに限らず、主に対面で行う取り組みの一部にインターネットを活用する場合も対象となります。

例)
・アーティスト・クリエイター・関係者の交流促進、ネットワーク拡大を促すオンライン・フォーラムの開催や交流プラットフォームの立ち上げ
・創造活動分野における専門職の人材育成にかかるオンライン教育プログラム
・新たな鑑賞者層の発掘や鑑賞機会の拡充を目指すオンライン配信やアーカイブ配信
・創造活動を持続するための経済状況向上の仕組みづくり(ファンディング、マッチングのプラットフォーム立ち上げ、仕組みづくりなど)
・オンラインでの交流・ネットワーク形成の場を伴う、新たな出版物、定期刊行物、メディアの立ち上げ

-ジャンルは問いません。
-申請者の個人的な表現活動や公演・展示、通常の施設運営や企画は対象外です。

○1-A、1-B 共通

③助成件数

1-A、1-B合わせて4件程度
ー採択後次年度以降の継続申請は可能ですが、全ての申請と並列に審査します
ー同一団体・個人への助成は、3回まで可能です

④助成対象期間

2025年4月1日~2026年3月31日

⑤助成金額

1-A、1-B合わせて総額200万円(1件あたり10万~100万)
-交付額は、採択件数は選考委員会にて決定いたします。
申請金額が満額交付されるとは限りません。

⑥選考方法

有識者からなる選考委員会にて選考を行い、理事会の承認を得て決定。

⑦選考委員

竹内 厚(編集者)
檜山 真有(キュレーター/リクルートアートセンター)
和田 ながら(演出家、したため主宰)

⑧選考のポイント

・実現性(スケジュール・資金ともに計画が十分検討されているか)
・独創性(新たな視点や課題解決を提示するような内容か)
・創造環境の向上(大阪もしくは国内の創造環境向上に寄与する内容か)
・本助成金の必要性
・波及効果(助成金の成果が当該活動のみにとどまらずに広がりがあるか)

⑨申請方法

ページ上部のリンクから申請書類をダウンロードし作成。
必要書類を添付しメールにて提出。
提出先:grant●chishima-foundation.com(●を@に変えて送信してください)

※3営業日以内に返信がない場合は、お問い合わせください。

⑩申請締め切り

2025年1月13日(月・祝)23:59