「+C」(助成活動報告会&懇親パーティ)開催報告
去る11月30日(土)に、当財団の2012/13年度助成活動の報告会と懇親パーティを開催いたしました。当日は、報告者を含め約100名のみなさまに会場であるクリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)にお集まりいただき、ゆるやかな交流と情報交換の場を持つことができました。
当財団として初めての報告会となる今回は、ファンディング(資金調達)について考える機会にもしたいとの思いから、「クラウド・ファンディング」形式で開催しました。具体的には、助成活動の報告および今後の展望をプレゼンテーションしていただき、それを聞いた来場者が一番応援したい活動に投票、上位3位までの得票者に参加費(1,000円/人)の全額を寄付する仕組みとしました。
当日は、13件の活動について、熱のこもったプレゼンテーションが行われましたが、来場者の投票の結果は…
1位 ファブラボ北加賀屋
2位 ドットアーキテクツ
3位 インセクツ / contact Gonzo(同率で2団体)
となり、参加費総額76,000円のうち、1位に50%、2位に30%、3位に10%ずつを、今後の活動資金として寄付いたしました。
プレゼンテーションの様子。1組7分間の持ち時間の中で、それぞれ工夫を凝らして活動報告してくださいました。
「+C」特製投票箱に投票ハガキを投函!投票先にお手紙を書くようにメッセージを書いていただきたいとの思いでポスト型の投票箱になりました。
報告会のゲストとして、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)のディレクター、芦立さやか氏をお招きし、HAPSの運営やアーティスト支援の取り組みについてお話を伺いました。トーク後には活発な質疑応答も。
後半の懇親パーティでの、北加賀屋みんなのうえんによるケータリング。北加賀屋で採れた野菜を使ったお料理で「C」がかたどられています。
パーティ中にBlack Chamberにて行われた河合政之with浜崎亮太「ヴィデオ・フィードバック・ライヴ・パフォーマンス」。アナログなビデオ機材を用い、信号やノイズを暴走させて電子的なフィードバックを起こす、映像とサウンドによるユニークなパフォーマンスを、2階から覗きこむように鑑賞。
パーティ終盤の投票結果発表セレモニーで、1位のメダルを噛むファブラボ北加賀屋の望月さん。
報告者のみなさま、ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。