当財団主催レセプション開催報告

 

千島土地株式会社/ おおさか創造千島財団レセプション

「Plant/Plant ―都市・人・自然の古くてあたらしい共生のカタチ―」開催報告

■開催日時:  2013年3月29日(金) 15:30~20:00

■開催場所:  クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)

■主催: 千島土地㈱ 地域創生・社会貢献事業部、一般財団法人おおさか創造千島財団

■企画協力・運営: アートスタッフネットワーク、co.to.hana、studio-L

■プログラム

14:30- 開場

・作品展示|栗林隆(アーティスト)、西畠清順(そら植物園)

15:30- ご挨拶・千島土地/ おおさか創造千島財団報告

15:50- 北加賀屋クリエイティブファーム(みんなのうえん)報告

16:20- 休憩

16:40- シンポジウム

「Plant/ Plant ―都市・人・自然の古くてあたらしい共生のカタチ―」

トーカー|栗林隆(アーティスト)、西畠清順(そら植物園)

モデレーター|山崎亮(studio-L代表)

18:35- パフォーマンスIRON∞MAN(飯島浩二、久保田弘成、橘宣行、タムラサトル、角文平)

18:55- パーティ

・ケータリング|foodscape! (堀田裕介) / graf(川西万里)/ 種から育てる子ども料理教室(福本理恵)/ みんなのうえん参加メンバー

20:00- 終了

■昨年に引き続き第2回目となる今回のレセプションは、2012年夏から始めたコミュニティファームの取組み《北加賀屋クリエイティブファーム(みんなのうえん)》をテーマに開催。シンポジウム、アーティストによる作品展示、農園の収穫物を使ったケータリングなど、さまざまなアプローチを通し、都市における人と自然の関係性について提案する機会となりました。

作品展示では、西畠清順氏が世界各国から収集する珍しい植物を用い、日常から非日常への通り道となる緑のトンネルとして、栗林隆氏が作品化。《Plant/ Plant ―都市・人・自然の古くてあたらしい共生のカタチ―》と題したシンポジウムでは、植物と真摯に向き合い異なる立場で活動するゲストの方々から、都市における人と自然の関係性について、固定概念をがらりと変えるような斬新なアイデアや具体的な提案がいくつも飛び出しました。

また、当財団の2012年度公募助成採択活動 鉄を素材に作品を制作するIRON∞MANのご協力により、かつて造船業を中心に工業地帯として隆盛していた北加賀屋や近代大阪の繁栄を想起させ、停滞する現代社会を打破するかのようなダイナミックな展示とパフォーマンスを同時開催しました。

レセプション後半のパーティでは、みんなのうえん参加メンバーによるスープ屋台や、foodscape!、graf、種から育てる子ども料理教室による《農園の春》をイメージしたケータリングも好評で、参加者の交流も弾みました。

今回のレセプションには、地域の方々、アート・農・メディア・行政関係者、千島土地取引先等 約180名にご参加いただきました。今後も様々なかたちで所属や世代の垣根を超えた文化交流に寄与していきたいと思います。