(仮)「 脱領域化されたフレーム」

申請者 葭村 太一 #スペース助成
2024年 / BankART Station(神奈川) / BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む / 撮影:中川達彦
2025年 / Open Contemporary Art Center(台北) / 個展「 High Tide 」 / 撮影:葭村太一
2022年 / 旧住友吉左衛門茶臼山本邸土蔵(大阪) / 「 オルタナティブ・ロマン 」 / 撮影:笹原晃平
2021年 / 千鳥文化ホール(大阪) / 個展「 Imitation or mimic」 / 撮影:大槻智央

活動内容/採択理由

彫刻分野で大阪を拠点に活動する申請者が、「脱サイト・スペシフィック」というテーマを掲げ、約10名の彫刻家とともに展覧会を行う。公共空間における「記念碑」としての役割を担ってきた彫刻のサイト・スペシフィックな在り方を問い直すとともに、東西の若手作家それぞれの視点から彫刻の境界線を再定義することを試みる。現代美術における彫刻表現の在り方の新たな可能性を、広く一般に提示する可能性に鑑み、採択する。

申請者プロフィール

1986年兵庫県生まれ。大阪を拠点に活動。 都市に刻まれた痕跡や記憶を起点に、彫刻や映像を通じて公共における「権利」や「実存」の変容をテーマに制作を行う。近年取り組んでいる「ランダムエンカウント」シリーズでは、Googleストリートビュー上の落書きを採集し、低解像度なデジタル情報を木彫へと翻訳・再構築。古典的な物質化のプロセスを通じ、情報の私有化と公共の記憶の変容を注視し、彫刻という実践を通じてその曖昧な境界線を問い直している。 主な展示に、個展「High Tide」Open Contemporary Art Center(2025 年 / 台北)、「BankART Life7 UrbanNesting:再び都市に棲む」BankART Station(2024 年/ 神奈川)など。